牛舎内のカラス侵入ゼロを達成しました

 弊社では、カラスによる牛の飼料の食害や、飼槽・水槽に混入するカラスの糞からのサルモネラ菌などによる感染症の媒介を防止するために、2019年春から「牛舎内のカラスをゼロにする」ことを目標に、まずは達古武分場においてカラス防除対策を実施してきました。
 牛舎内に侵入しているカラスの羽数を毎日定時にカウントすることから始め、カラスの侵入の原因や対策ならびに従業員全員の意識向上を目的とした会議を月1回開いて計画を立案し、牛舎の壁や屋根の修復、防鳥ネットなどを加工して作成した扉を牛舎に設置、給餌時など牛舎に出入りする際は必ず扉を閉めるように周知し実行するなど、様々な工夫や努力を繰り返しました。
 その結果、2020年1月10日に初めて、達古武分場内の牛舎すべてのカラス侵入ゼロを達成いたしました。
 現在は牛舎内だけでなく農場内全体でもカラスが減少してきております。
 今後もカラス侵入による被害をゼロにし衛生的な環境で牛を育成するため、従業員全員で対策を継続して実行してまいります。

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